設計のご依頼やご相談時に、よくある質問をまとめてみました。

Q1 相談料について?
ご相談は無料です。
ご相談や設計事例をお知りになりたい方は、お気軽にお問合せ下さい。

Q2 設計期間は、どれくらい必要ですか?
設計業務は、プランや概算予算などの大枠を決める基本設計と、次に詳細設計・仕様を決めていく実施設計とあります。
基本設計の期間は、ライフスタイルのお話しを伺ったりしながら、ある程度案がまとまるまでには、最低3ヶ月程度必要です。
(建物の質は、設計にかける時間に比例するところがあり、この基本設計で建物の良し悪しが決まると言ってよいでしょう。)
実施設計の期間は、木造住宅で1.5~2.5ヶ月程度です。他に、敷地条件によっては行政への各種申請手続き・事前協議が必要になる場合があります。
いずれにしても、まだ先の事だと思わずに、お早めにご相談頂くことが,より良い住いづくりに繋がるとお考え下さい。
実際に、打合せしてやり取りしていたら、半年はアッという間に過ぎます。

Q3 設計監理料はどの位ですか?
設計監理料は、設計・監理する建築物の内容により変わります。
一般的には、工事費の10%前後が相場のようになっていますが、実際には工事の規模・難易度により増減します。
おおよその目安としては、工事費の8%~12%の範囲になると考えておいて頂ければ結構です。

Q4 パッシブソーラーハウスとは、どのような住宅ですか?
簡単に言えば、機械的な冷暖房(エアコン・ファンヒーター等)に頼らず、建築的な工夫で太陽エネルギーを上手に利用して家中を冬暖かく、夏涼しく、快適な住環境をシステムをとり入れた住宅で、太陽光発電も行うことができます。

Q5 パッシブソーラーシステムを取入れた住宅の工事費はどの位ですか?
一般的な住宅(床面積30坪~50坪)で冬:床暖房、夏:お湯採りの基本システムで180~250万円程度です。
又、NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)が指定したシステムシステムで、補助金を交付してもらえる制度が利用できます。

Q6 工事はどこが行うのですか?
特にご要望などがない場合は、建てる場所や住宅の構造・規模・仕様を考え、私たちの設計を良く理解でき、アフターケアも万全な、信頼のおける工務店・建設会社を数社ご紹介しています。

Q7 保証、アフターケアは?
あってはいけませんが、設計上でのトラブル等については、建築家設計保険に加入していますので安心です。
設計上のアフターケアに特に期限等はありませんので、お気軽にお申し出下さい。

Q8 設計のみ(監理なし)の依頼はできますか?
原則的には、お引き受けいたしません。
監理をしない場合、施工者が都合良く設計変更等を行い、設計意図が反映されないことが想定されます。
設計するからには、監理業務まで携わり、建築家の使命であるお施主様の利益を守ります。
また、設計した建築物は「三村邦彦建築設計事務所ブランド」と自負しており、そのためには完成まで責任を持って監理させていただいております。

Q9 設計事務所に依頼すると、どのくらい割高になるのでしょうか?
割高にはなりません。むしろ割安になるハズです。
特定の建設会社1社に設計施工で発注する場合には競争原理が働きませんし、お施主様自身で数社を検討しても図面がなく仕様等が明確でない状況で安く契約締結しても、契約以降は施工会社の手のひらの上でしか交渉が出来ず納得できる建物が完成することが難しく、
同じ設計図、仕様書で施工会社数社に見積依頼すれば、各社が仕事を得るために安い見積を提出し、その中で見積書の記載内容や金額をチェックした上で建設会社を選定でき、工事契約の設計図、仕様書がベースにあるので後から追加・変更工事も明瞭に清算できます。
建築家が設計監理した建物には金額に見合った価値があり、見積り合わせによる競争原理も働き、安く建築できると確信しています。

Q10 遠隔地の設計は?
現場で6時間打合せをして日帰り可能であれば、お引き受けいたします。
自分の故郷というわけではないのですが、先日も秋田県能代市の住宅を無事引渡しをいたしました。

Q10 耐震性は?
木造2階建ての場合、住宅のほとんどが建築基準法で「4号特例」という建築確認申請時の審査簡略化の特例が適用され、
簡易的な壁量計算、壁バランスのチェックで済ませることが多いのが実情です。
しかし、当事務所では建物の大きさに関係なく構造計算(許容応力度計算)を実施しております。
また、耐震性については、長期優良住宅仕様の有無に関わらず、建築基準法の1.25倍の安全率を確保するように努めています。
これにより、地震時の建物が受ける応力度等が明確になり、末永く安心して住んでいただけますし、
必要に応じて制震装置等の設置についても設計例(藤井邸).pdf へのリンク積極的に提案させていただきます。